なぜ、TOTONOEをつくったのか。
失敗と挫折を経て、たどり着いた答え。
社会のレールから外れた時代
私はこれまで、社会人としてうまく生きられない時期を長く過ごしてきました。自分に足りなかったのは、「自責思考」と「本当の意味での感謝の気持ち」だったと思います。
うまくいかないことがあると、自分に矢印を向けるのではなく、環境や周りのせいにしてしまう。その結果、悔しい思いもたくさんしましたし、家族、特に両親を悲しませてしまいました。
父の会社での気づき
父のビルメンテナンス会社で働いていた頃も、給料の低さや仕事のやりがいのなさを理由に、状況を変えようとするのではなく、すべてを周りのせいにしていました。
しかし、その現場で私は業界の「構造的な問題」を肌で感じ始めました。ベテランしか知らない情報、新人が動けない環境、経営者が抱える不安——それは個人の問題ではなく、業界全体の課題でした。
京都での「更生」という言葉との出会い
その後、京都のスタートアップにジョインする機会を得ましたが、バリューを出すことができず離れることになりました。その会社は「10代の犯罪を減らす」という社会課題に取り組んでおり、少年院の若者と話す機会がありました。
そのとき、「更生」という言葉が、自分自身にも重なるものだと感じたのです。社会のレールから一度外れてしまった人、自分の人生を生きづらいと感じている人——そういう人たちは、きっと想像以上に多いのではないかと思いました。実際、私自身もその一人でした。
TOTONOEは、過去に失敗した人や道を外れた人が、自分自身と向き合い、人生を整え、もう一度自分の道を作っていける環境をつくるための挑戦です。
ここで人生を立て直し、再び社会で価値を生み出せる人を増やしたい。その想いが、TOTONOEを生み出しました。